2012年5月26日土曜日

苦しみの十字架

戦時中、日本のプロテスタントは、政府によって統合させられ、日本基督教団となり、天皇を神として認め、戦争協力をさせられることになりました。しかし、それにあくまでも抵抗したキリスト教会もありました。ホーリネス教会やセブンスデーアドベンチスト教会・・・
当然、当時の社会情勢ですし、政府からの激しい迫害に会いました

最近、その迫害の担当をされた方が書かれた本が60年ぶりに出版されたそうです なんでも昭和25年に書かれたのですが、その筋から出版停止になったとか

その中には当時の記録が生々しく描かれていました。セブンスデーアドベンチスト教会では牧師が3人、信徒が1人 牢獄で殺されたとか・・・

その本によると、ある時、刑務所から毛布をかけられ、出てきた牧師さんの遺体を、奥様が引き取りにこられたそうです。奥様が毛布をとると、顔にも体にも殴られた跡が・・・・

ひざは、ぐにゃぐにゃになっていたそうです。 その本を書かれた当時の担当官?も、その様子を見て、特高に対する憤激がこみ上げてきたそうです。

 しかし、奥様は、見開いて一点を見つめているご主人の目を閉じられ、膝まづいて祈られた・・・と記録されています。

この担当官の手記には、この時隠れて集会を開いていた教会の様子も描かれていました

教会では「彼らは何をしているのか、わからずにいるのです」との祈りがささげられていたそうです。

 そして、この担当官は「苦しみの十字架を、喜んで背負っていく」クリスチャンたちの姿に感動されました。 そして当時の社会情勢ではとっても危険な事でしたが、バプテスマを受けクリスチャンになられたのでした

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