ある沖縄での集会に行ったときのことです。証が次々行われているとき、一人の長老さんがとってもつまらなそうにおっしゃいました。
「教会の歴史の中で、時々こういうことがおこるんだよね。まあ、やりなさいよ。」
冷めた、というか何というか・・・。これぞ、水掛け論? 狼少年症候群というか、「なあんだ、またか・・・」。この響きにはとっても悲しい、失望が現れています。
イエス様がエルサレムにロバの子に乗られていらしたとき、弟子たちの希望は最高潮に達します。しかし・・・、「メシヤは断たれるでしょう」とのダニエルさんの預言は成就してしまいます。
19世紀に起こった全世界的な再臨運動・・・。このときもクリスチャンは大失望を経験します。少し前は、ちょっと有名になった1999年7月のノストラダムスの大預言を、思いっきり聖書の預言とつなげて失望に陥った方々もいらしたとか。続く、2000年、クライシス・・・。 新聞には「キリスト教もこれで最後・・・」なんてことも見たような。
メッセンジャーが背信したりすると失望に落ちってしまう場合も・・・。もちろん、「メッセンジャーたちが背信しても、メッセージは神様のもの」なのですが。
期待しては崩れ、燃え上がっては崩れ、だんだん「なあんだ、またか・・・」。
ところが、
主のいつくしみは絶えることがなく、
そのあわれみは尽きることがない。
これは朝ごとに新しく、
あなたの真実は大きい。
賛美歌にも歌われていますが、これは本当のことです。
聖書の中で、ヒゼキヤ王様が癒された時、アハズの日時計が10度退くというしるしが与えられます。「10度???」。分度器で計って10度って、ひょっとしてこのくらい? 多分普通の生活をしている人なら、誰も何も感じられないくらいでしょう。
ところがこれが大事件、現在、話によると海底にはその時生じた巨大なひずんだ跡があるとか・・・。あるいは暦を計算していくとどうしてもこの10度を計算に入れないと合わないとか・・・。
驚くべきスピードで一定に回転しているこの巨大な地球が、止まって逆回転??? 遠心力は? 人は吹っ飛ばされないのか・・・。逆回転してまたすぐに順回転? ある人にはわずか10度、しかも・・・。
しかし、知っている人にはこれが驚くべきことであることがわかります。
証も同じ。ある人には「なあんだ、まぁ、やりなさいよ」。しかし、本人にとっては、それが罪に染まった、よるべない罪人に対する復活されたイエス様のいつくしみ、涙あふれる経験になります。
先ほどの長老さん、この集会のあと信仰に目覚め、自ら老後のたくわえをはたいて講演会を開き、伝道に走ります。そして、その結果多くの方々からの感謝の手紙を受け取られ、証されていらっしゃいました。
小さな証・・・。今まで見えなかったイエス様のいつくしみが、目の前に一杯あることに気付くようになります。
今朝も恵み新たに、
み恵みもて支えたもう
神の真実とうとし
それは小さな証ですが、イエス様のとっても大きな贈り物です。
「信仰によって我々が主の力をつかむとき、主はほとんど希望のない、失望するように見えるものをすばらしいものに変えてくださる。」
「穏やかさをつちかい、真実であられる創造者に自分のたましいをゆだねなさい。神様はご自分の責任としてゆだねられたものを守られるであろう。神様は祭壇を涙と不平でおおうことを喜ばれない。たとえまだ他の魂が改心しているのをみなくとも、すでに改心したもののために神様を十分賛美できるのである。しかし、すべてのことを自分の考えに合わせようとするのではなく、ただ前進しさえすれば良い働きが進められるのである。神様の平和があなたの心を支配し、感謝がみなぎるように。主に働きたもう余地を与え、主の道を妨げてはならない。我々さえその気になれは、主は働くことがおできになるし、働いてくださるのである。」
「わたしたちは、キリストに従う者として、互いのクリスチャン生活の助けとなり、励ましとなる言葉を語るようにしなければならない。わたしたちは、受けた恵みについてこれまでよりももっと多く語らなければならない。」
「真実で忠実な人々のたゆまぬ活動に依存するところが大きい。この理由からサタンは、服従を通して達成される神様の御目的を妨げようとあらゆる努力をする。彼はある人々に自分達を高尚できよい使命を見失わせ、この世の楽しみで満足させようとする。彼は安楽な生活をするよう、あるいは、より大きい世的な利益のために、彼らが善に対する力となるかもしれない場所から移るように彼らを導く。その他の人々に対してサタンは、反対や迫害のために義務を離れさせ失望に追いやる。しかし、これらのことはみな天から最も優しく、あわれみ深く見守られている。魂の敵が声を沈黙させることに成功した神様の子ら一人ひとりに、「あなたはここで何をしているのか」という質問がなされている。私は全世界に出て行って福音を宣べ伝え、神様の日のために一つの民を備えさせるようにあなたに任命した。なぜあなたはここにいるのか。誰があなたを遣わしたのか。」
魂の敵が声を沈黙させることに成功した神様の子ら・・・。
「あなたはここで何をしているのか」
自分は、真実で忠実な人々とはほど遠い・・・のに。
何故か・・・涙がこぼれ出るのです。
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